雨のち晴れ

自由帳

精神障害者保健福祉手帳の中身と受けられるサービス

こんにちは! 

障害者手帳とは)

障害者手帳とは、なんらかの障害がある人が取得できる手帳のことで、現時点において3つの種類の障害者手帳があります。

身体障害者手帳
 身体障害者福祉法に基づき身体障害がある人に交付されます。
 障害等級は1級〜7級があり、7級単体の障害では手帳は交付されません。

精神障害者保健福祉手帳
 精神保健福祉法に基づき精神障害がある人に交付されます。
 障害等級は1級〜3級があります。

療育手帳
 政府からの「通知」に基づき各都道府県知事と政令指定都市の長が知的障害があると判定した者に手帳を交付しています。障害等級は自治体により変わってきますが、概ね、マルA・最重度、A・重度、B・中程、C・軽度とあるようです。

↓本題↓

僕は双極性障害と注意欠如・多動症ADHD)により精神障害者保健福祉手帳が県から交付されています。このブログでは、手帳の中身の紹介と実際に利用した支援を紹介しますね。


障害者手帳の中身>

表紙はこんな感じ。
都道府県によって色だったり大きさだったりが変わります。

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では、さっそく中身の話を✌︎('ω'✌︎ )

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上から順に、氏名、住所、生年月日、障害等級、手帳番号、交付日、有効期限が記載されています。ざっくり説明しますね。

まぁ氏名とか住所とかは説明のしようがないので飛ばします。

障害者手帳が交付された時点の障害等級は「2級」です。2級の判定基準ですが「精神障害であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの」とされています。

抽象的で分かりにくいですが、例えば、大きなストレスがかかると病気が悪化したり、金銭管理や計画的で適切な買い物が援助なしできなかったり、他人の助けをときどき借りなければ日常生活を過ごせないなどに該当した場合に2級と判定されるようです。

精神障害者保健福祉手帳は2年の有効期限があります。有効期限が設定されいるのは、精神障害は症状が軽くなったり重くなったりと変化しやすいからというのが理由なようです。ちなみに、僕の手帳は2代目なのですが、初代の障害等級は3級でした。


精神障害者保健福祉手帳で受けられるサービス>

障害者手帳を持っていると税金の負担が軽くなったり、公共施設や民間施設の利用料金が減免されたりします。また、障害者雇用制度を利用することができます。各サービスの内容を詳しく書くのは不可能なので、ここでは実際に僕が利用してよかったサービスを紹介しますね^ ^

東京に住んでいた時は、都営交通(都営地下鉄、都バス、都電、日暮里・舎人ライナー)の乗車が無料になる「都営交通乗車証」をよく利用していました。ちなみに、僕はPASMOタイプの乗車証を選択しました。

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ちなみに、精神障害者保健福祉手帳ではJRの運賃は減免になりません。ANAJALなどの航空会社では障害者運賃が利用できます。

博物館や美術館は基本無料になります。映画館は1000円で利用できるところが多いようです。減免対象者の範囲ですが、基本付き添い1名を減免にしていることが多いです。まれに、減免の対象者が障害者本人のみという場所もあります。

昨年、障害者手帳を利用した場所は、国立科学博物館上野動物園JALの障害者運賃、北海道旅行で立ち寄った博物館、とまぁこんな感じ。おそらく総額10,000円以上は軽減されたと思います。

精神医療費だけで年間約30万円近い金額が飛ぶので、こういう減免措置はありがたいです。外に出るきっかけになります。


<まとめ>

精神障害者保健福祉手帳のみならず各種障害者手帳を利用することで、少しでもQOLが良くなるのなら利用したほうがいいと思います。QOLの向上、とても重要な視点だと思っています。この点に関してはまた後日詳しく書きますね。


もっと気の利いた「まとめ」を書きたいけど、思いつかないのでこの辺で失礼します✌︎('ω'✌︎ )

では!